2008年1月15日火曜日

英語のルーツ

日本でも若い世代を中心に英語が話せる人は多く、義務教育でも積極的に英語の授業が行われています。しかし、この英語ですが世界共通語としての歴史は意外に浅いのに驚かされます。

英語のルーツを少したどってみましょう。

500年前、英語はブリテン島とアイルランド島でしか話されておりませんでした。ルーツは浅く、世界共通語としての歴史は500年もありません。元々英語のルーツはインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属していました。

オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語も同じゲルマン語派のルーツとも言えます。元来ケルト人が住んでいたブリテン島ですが、英語のルーツである古英語を話すゲルマン民族が5世紀に侵入してきます。

その後、大英帝国時代に、北米、オーストラリア、インドなどを植民地化し、英語圏が世界各地に広がり始めます。そして、現在、世界各国で英語が共通語として話されるようになりました。

英語のルーツはブリテン島に始まりますが、この様に世界に広まった背景には英語自体が他の民族に受け入れやすい言語だった事にあります。

英語のルーツから判断すると、文法は比較的簡単な為、様々な文化と融合しやすかったことが広まりやすい要因だったようです。英語の文法が難しいと思っている人はいませんか?英語は言語の中でも簡単な部類の言語なのです。

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