2008年1月3日木曜日

英語は世界共通語と言えるのでしょうか?

英語は日本人にとってとても身近な存在となりました。何処へ行っても、何を見ても必ず、英語が含まれている日本です。もはや日本では英語は第2外国語といっていいのかもしれません。

では世界に目を向けて見るとどうでしょうか?

英語を母国語としない国に行ったことはありますか?

日本と同様にホテルで英語が通じることは当たり前、日本よりも母国語ではない英語を話せる人が多い国が案外多いのに驚かされます。英語は世界共通語と言っても過言ではありません。

しかし、英語人口の面から見てみると英語は共通語と言えるのでしょうか?

英語を第一言語として話す人は3億4千万人、もっとも多い中国語の約9億人に比べると圧倒的に少ないことが分かります。しかしながら、中国語はほとんど中国しか話されていないことを考えると、共通語とはいえず、やはり英語は共通語と言っていいでしょう。

他の理由としては、経済の最新情報のほとんどは、市場の大きい英語圏から最初に英語で流れてきます。そのため経済活動に参加、関連する人たちには、英語が必須となります。

また、他のいかなる外国語よりも習得が容易、学術論文や技術書は英語が基本で、国際会議も英語が主流など、いろいろあげられますが、

一番は、人類が共有している知識が英語によって書かれ、これからも英語によって日々更新されて行くだろうという事実が、英語は共通語と言っていい理由なのかもしれません。

英語で自分の意志を伝えることができればどんな国へ行ってもそれ程不自由しないのは英語が世界共通語だという証拠にもなります。

共通語である英語にはイギリス英語とアメリカ英語があるとされていますが、現在ではその区別も無くなり、新英語なる共通語が誕生しつつあるようです。

世界の人々が英語を共通語とすることでコミュニケーションができることは素晴らしいことだと思います。

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